知っておきたいLGBTの基礎知識

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10人に1人?
最近よく、テレビやメディアで耳にする「LGBT」という言葉。
知っているようで、知らない方も多いと思います。
ボクもいわゆる「LGBT」と呼ばれる一人。

一人でも多くの人に知ってもらいたいので、ここで「LGBT」に関する基礎知識をまとめたいと思います。

「LGBT」とは

“性的少数者”の総称を「LGBT」と言います。

L=Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)
➡︎女性を恋愛の対象とする女性。
G=Gay(ゲイ、男性同性愛者)
➡︎男性を恋愛の対象とする男性。
B=Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)
➡︎男女どちらにも恋愛の対象が向く人。
T=Transgender(トランスジェンダー、無理矢理日本語に当てはめるなら「性別越境者」)
➡︎出生時に割り振られた性(ジェンダー)と、自らの性に対するアイデンティティーが一致しない人の総称。いわゆる、身体の性別と心の性別が一致せずに、違和感を持っている状態の人。

性的マイノリティのなかで代表的な上記4つの総称として、
欧米で「LGBT」という言葉が生まれました。
ちなみに、日本では2005年ごろから少しずつ認知されるようになったのかな。

※マイノリティー=少数派

「LGBT」の「T」だけ他の3つと違う?!

「LGBT」について簡単に説明させていただいたのですが、この4つのアルファベットの並びに違和感を感じませんか?

実は、「LGBT」のアルファベットの最初の3文字(LGB)は、性的指向に関するマイノリティーを表しています。
恋愛対象として好きになる相手の性別が何か。
だけど、「T」だけは「自分の性別をどのように捉えているのか」
という性自認に関するマイノリティーを表しています。

そのため、正直「T」だけちょっと立ち位置が違うのかなと思います。

「LGBT」の言葉の歴史についてはボクもわからないため、正直知っている人がいたら、教えてほしいです。

「LGBT」人口はどれくらいいるのか?

日本人の約6〜8%が「LGBT」と言われています。
これは日本人における左利きの割合、AB型の割合とほぼ同じです。
※正確なデータを取るのが難しいため、調査によって多少数値が異なります。
自分の性にまだ気づいていない人もいれば、カミングアウトしたくない人もいるのです。

思い出してみてください。
クラスに一人もしくは二人は左利きの友だちがいたでしょう。
AB型の友だちだって、意外と周りにいるでしょう。

そう、実は「LGBT」と呼ばれる人も意外といるんです。
ただ、目には見えない、見えづらいので気づいていないだけなんです。

ボクも今でこそカミングアウトをして生活しているからか、周りにLGBT当事者の友だちがたくさんいますが、
小学校、中学校、高校時代に合わせて約600人に出逢いましたが、誰一人当事者の人はいません。
本当にいないのか、ただ知らないだけなのか。ボクは後者だと思っています。

セクシュアルマイノリティーは「LGBT」が全てではない

“性はグラデーションであり、一人一人違う”

性には4つの指標があり、その組み合わせによって、一人一人の性(アイデンティティー)が決まるとぼくは思う。
『性を決める4つの指標』
①からだの性(Sex)
➡︎見た目、身体つき、性遺伝子、性染色体など
②性自認・こころの性(Gender Identity)
➡︎自分の性別を自分自身がどう思うか
③性的指向(Sexual Orientation)
➡︎恋愛として好きになる相手の性別
④性表現(Gender Expression)
➡︎服装、しぐさ、話し方など

例えば・・・
「からだは女だけど、男として扱ってほしいな」という人もいれば、
「同性しか好きになったことないな」という人もいる。
また、「自分のことは男性だと思っているけど、スカート履きたいな」と思う人もいれば、
「自分の性別はよくわからないんだ」という人もいる。

そのため、「LGBT」の4つに当てはまらない人だってたくさんいます。
性はグラデーションであり、十人十色なのです。